英国クリームティの歴史 デヴォン式 vs コーンウォール式

クリームティーとは

クリームティーのクリームとは、スコーンに添える“クロテッドクリーム”のこと。クロテッドクリームと紅茶だけで楽しむクリームティーは、ケーキやサンドイッチなどがつくアフタヌーンティーよりもカジュアルな、日常のティースタイルです。

スコーンと紅茶を楽しむクリームティー。焼き立てのスコーンに、
たっぷりのクロテッドクリームとジャムを乗せて食べるのですが、その食べ方には二つあり、
英国を二分するほど熱い議論が交わされます。どう違うのか?なぜ違いが生まれたのか?
ティーインストラクターの安田さんに教えていただきました。

違いは、スコーンの食べ方にあった!

酪農がとりわけ盛んな英国南部のデヴォン州とコーンウォール州で、2000年以上も前からつくられてきたクロテッドクリーム。
英国では、スコーンにクロテッドクリームとジャムを乗せて食べるのが一般的ですが、この二つの地域では、クロテッドクリームとジャムを乗せる順番にこだわりがあるのです。

デヴォン式クリームティーの楽しみ方

先にクロテッドクリームを乗せてからジャムを乗せるスタイル。
クリームをたくさん食べられるとあって、クリーム好きに支持されています。

コーンウォール式クリームティーの楽しみ方

先にジャムを乗せてからクロテッドクリームを乗せるスタイル。
温かいスコーンの上でクリームが溶けてしまうのを防げるのがメリット。

デヴォン式もコーンウォール式も、どちらの楽しみ方にも良さがあり、育った地域や家庭によって好みは人それぞれのようです。それなのに、順番に強いこだわりがあるのは、ティータイムが根付いている英国ならではですね。

クロテッドクリームを先に乗せるデヴォン式

クロテッドクリームを後に乗せるコーンウォール式

教えてくださった方

ティーインストラクター・安田亜矢子さん

英国の文学が好きで紅茶や英国に興味を持ち、ティーインストラクターの資格を取得。紅茶協会が主催するイベントなどに参加している。

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